倫理審査委員会

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平成22年度第6回倫理審査委員会審議

開催日時 平成23年3月18日
申請者 第11病棟 看護師
富澤 由子
11-03-01 経管栄養患者の便秘改善への取組 ~オリゴ糖とヤクルト・温罨法効果の検証~
研究の概要 対象患者は、自力での座位保持ができず寝たきり状態であり、誤嚥性肺炎を繰り返し、嚥下機能低下とともに経口からの栄養摂取困難となり、計画栄養開始となる。開始後より、腹部膨満感等の腹部症状が生じ、イレウス症状を繰り返し、緩下剤の内服、浣腸をを繰り返す。先行研究により、まず経口栄養中にオリゴ糖やヤクルトを混ぜ接種することで腸内細菌叢の改善が図られるのではないかと考え実施した所、便性に改善があるが、自然排便がみられるまでに至らなかった。先行研究により効果的と言われている腰背部の温罨法を取り入れ、腹部へ実施したところ、腹部改善がみられたが、はり感や浣腸、坐薬の使用が減少でき研究発表する。
判定 承認
申請者 第12病棟 看護師
小林 美穂
11-03-02 口臭に対するアズノール含嗽薬と番茶の効果の比較
研究の概要 重症心身障害児(者)においては、主な疾患として脳性麻痺や精神発達遅滞の患者がほとんどであり、さらにてんかんを併発している患者が多い。そのため、7割程度の患者が後天簡約を内服しており、副作用として、歯肉増殖のある患者が多い。今回、上記のような当病棟の感謝における口腔内の状況から、口臭がきになっている患者が多くいることを受けて、そのかいにゅうほうほうについて、口腔ケアを取り上げた。入院患者40名のうち、経口摂取患者28名に対して、アズノール含嗽薬を使用するグループと番茶を使用するグループに分け、1名に対し2週間口腔ケアを実施し、口臭に対する効果の比較。
判定 承認
申請者 薬剤科 薬剤師
眞中 章弘
11-03-03 High dose melphalan併用PBSCTに対するaprepitant投与の有効性の検討
研究の概要 65歳未満の多発性骨髄腫患者では、Hig dose melphalan併用PBSCTが標準治療法である。しかしHigh dose melphaln併用PBSCTは粘膜障害の副作用の発言頻度が高く国内臨床試験での悪心・嘔吐の発生頻度は63.4%と報告されている。がん化学療法に伴う悪心・嘔吐(CINV)は患者のQOLわ著しく低下させることから適切な制吐療法が重要である。2010年5月に日本癌治療学会から制吐療法適正ガイドラインが発表され、催吐リスクの高い抗がん剤投与時には、aprepitant、5TH-3受容体拮抗薬並びにデキサメタゾン(DEX)の併用が推奨されている。しかし多発性骨髄腫患者に対し最新のガイドラインに沿った制吐療法導入による有効性を検討する。
判定 承認
申請者 呼吸器科医長
富澤 由雄
11-03-04 遺伝子多型(UGT1A1)検査に基づく化学療法歴を有する非小細胞肺癌患者に対する塩酸イリノテカン(CPT-11)の有効性と安全性の検討
研究の概要 UGT1A1遺伝子多型を測定し非小細胞肺癌に対する3rd-1ine以降のChemotherapyとしての塩酸イリノテカン(CPT-11)の有効性と安全性を評価する。
1)Primary Endpoint:抗腫瘍効果(奏効率)
2)Secondary Endpoints :無増悪生存期間(Tim to progression)、全生存期間、安全性(有害事象)
判定 承認
申請者 呼吸器科医長
富澤 由雄
11-03-05 遺伝子多型(UGT1A1)検査に基づく化学療法歴を有する小細胞肺癌患者に対する塩酸イリノテカン(CPT-11)の有効性と安全性の検討
研究の概要 UGT1A1遺伝子多型を測定し小細胞肺癌に対する3rd-1ine以降のChemotherapyとしての塩酸イリノテカン(CPT-11)の有効性と安全性を評価する。
1)Primary Endpoint:抗腫瘍効果(奏効率)
2)Secondary Endpoints :無増悪生存期間(Tim to progression)、全生存期間、安全性(有害事象)
判定 承認
申請者 呼吸器科医長
富澤 由雄
11-03-06 限局型小細胞肺癌に対するエトポシド+シスプラチン+加速過分割胸部放射線同時併用療法に引き続くCODFE療法とアムルビシン+シンプラチン療法のランダム化第Ⅱ相試験
研究の概要 限局型小細胞肺癌に対するエトポシド+シスプラチン+加速過分割胸部放射線同時併用(EP/AH-TRT)療法に引き続くシスプラチン+ビンクリスチン+ドキソルビシン+エトポシド(CODE)療法とアムルビシン+シンプラチン(AP)療法の有効性と安全性を多施設共同研究で評価し、次期第Ⅲ相試験治療群にどちらがふさわしい科を検討する。
Primary endpoint:二次登録後1年間無増悪生存割合
Secondary endpoints:奏効割合、完全奏効割合、全生存期間、無増悪生存期間、EP/AH-TRT療法による有害事象発生割合、継続化学療法による有害事象発生割合、Grade4の非血液毒性発生割合、死亡割合、TRD発生割合
判定 承認
申請者 外科系診療部長
横田 徹
11-03-07 レトロゾールによる術前内分泌療法が奏効した閉経後乳がん患者に対する術後化学内分泌療法と内分泌単独療法のランダム化比較試験(N-SUS BC06)
研究の概要 ホルモン感受性閉経後原発性乳がん患者を対象とし、手術前後の2段階の登録と介入を行う多施設共同臨床試験であり、術前内分泌療法が奏功した患者に対するランダム化比較試験を含む。ランタ゜ム化比較試験では、術後治療を化学療法後に内分泌療法(レトロゾーン投与)を行う場合(CL群)と、内分泌療法(レトロゾーン投与)単独を行う場合(L群)を比較する。
判定 承認
申請者 外科系診療部長
横田 徹
11-03-08 レトロゾールによる術前内分泌療法が奏効した閉経後乳がん患者に対する術後化学内分泌療法と内分泌単独療法のランダム化比較試験(N-SUS BC06)及び乳がん患者の多目的コホート研究
研究の概要 ホルモン感受性閉経後原発性乳がん患者を対象とし、手術前後の2段階の登録と介入を行う多施設共同臨床試験であり、術前内分泌療法が奏功した患者に対するランダム化比較試験を含む。ランタ゜ム化比較試験では、術後治療を化学療法後に内分泌療法(レトロゾーン投与)を行う場合(CL群)と、内分泌療法(レトロゾーン投与)単独を行う場合(L群)を比較する。
判定 変更を承認
申請者 臨床研究部長
澤村 守夫
11-03-09 造血器腫瘍におけるメチル化遺伝子とmicroRAN発見の検討
研究の概要 同意を得て保存してあるMM、MDS、急性白血病骨髄細胞におけるFHITとWWOXなどの遺伝子のプロモーター領域メチル化をメチル化特異的PCRで、FHITmRANとWWOXmRAN発現をリアルタイムPCRでタンパク発現を病理組織学的に検討する。MicorRNAの発現レベルをリアルタイムPCRで検討を行う。MGUS、SMMの形質細胞およびMDSの造血幹細胞、白血病細胞における、メチル遺伝子、microRNA発現、Dnmt発現を検討し、MM、MDSの多段階発癌におけるmicroRNAとメチル化の役割の一部を明らかにする。さらに上記の解析がMM、MDSの進展、予後とどのように相関するのか、International Scoring System(ISS)、International Prognostic Scoring System(IPSS)や、予後不良染色体異常あるいは、予後良好染色体異常とどのように関連するのかを解析し、予後予測因子となりうるかを検討する。
判定 承認
申請者 臨床研究部長
澤村 守夫
11-03-10 再発・再燃・治療抵抗性の多発性骨髄腫患者に対する低用量サリドマイドの治療効果の検討
研究の概要 再発・再燃・治療抵抗性の多発性骨髄腫患者に対する低用量サリドマイド50mg連日経口投与を行った場合の有効性と安全性を検討する。
基準・定義:診断基準:IMWG(International Myeloma Working Group)基準、病期分
類:ISS(International Staging Systen)分類、効果判定:International Uniform Response Criteria
試験計画・試験デザイン:前向きコホート研究
判定 承認

平成22年度第5回倫理審査委員会審議

開催日時 平成23年1月21日
申請者 緩和ケア病棟 看護師
細川 舞
11-01-01 多発性骨髄腫新規治療薬関連末梢神経・倦怠感と日常生活への障害の評価
研究の概要 近年、日本国内において多発性骨髄腫患者に対する新規治療薬が次々に保険承認され、ボルテゾミブ、サリドマイド、レナリドマイドが国内発売された。これらの薬剤は、その優れた抗腫瘍効果の一方で、さまざまな副作用を認めいてる。多発性骨髄腫の新規薬剤治療に伴う末梢神経障害・倦怠感の出現パターンも薬剤により異なり、日常生活動作の障害の種類や頻度も明らかにはされておらず、医療者の対応も十分とは言えない。多発性骨髄腫の治療に伴う末梢神経障害・倦怠感が患者に与える影響を明らかにし、介入を検討していくことは急務である。新規治療薬を使用する多発性骨髄腫患者において、①末梢神経障害・倦怠感と日常生活動作の障害の程度を明らかにする。②それぞれの薬剤における末梢神経障害・倦怠感出現の特徴をあきらかにする。
判定 承認
申請者 呼吸器外科医長
川島 修
11-01-02 間質性肺炎合併肺癌切除患者における術後急性増悪に関する因子の探索 多施設共同後向きコホート研究
研究の概要 間質性肺炎合併肺癌切除術に際して急性増悪をもたらす因子の固定を目的とする。具体的には、間質性肺炎合併肺癌患者の患者因子、周術期因子と急性増悪の有無との関連を解析し、急性増悪の危険因子を探求する/td>
判定 承認
申請者 呼吸器外科医長
川島 修
11-01-03 間質性肺炎を合併する原発性肺癌手術例の術後急性増悪の予防および治療方法の確立のための多施設調査研究
研究の概要 間質性肺炎を合併する原発性肺癌の治療法、特に手術療法と術後急性増悪について、国立病院機構ネットワークや国立病院機構肺癌研究会の登録データを用いた大規模調査を行い、臨床的および病理学的な間質性肺炎の合併頻度、急性増悪の予防、急性増悪の頻度および治療方法、予防について調査、研究する。
判定 承認
申請者 呼吸器外科医長
川島 修
11-01-04 栄養管理(高容量分岐鎖アミノ酸補給と漢方投与)を含む包括的リハビリテーションの臨床的有用性
研究の概要 周術期呼吸リハビリテーションにおける高容量分岐鎖アミノ酸(BCAA)補給と補中益気湯投与の有効性について検討、評価する。
判定 承認
申請者 呼吸器科医長
富澤 由雄
11-01-05 根治手術不能、根治照射が不可能なStegeⅢB/Ⅳ期の扁平上皮肺癌に対するネダプラチン(CDGP)+TS-1併用療法の第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験
研究の概要 根治手術不能、根治照射が不可能なStegeⅢB/Ⅳ期の扁平上皮肺癌に対するネダプラチン(CDGP)+TS-1併用療法の至適用設定の検討と有効性および安全性を検討する。
第Ⅰ相
主要評価項目:最大耐容量(MTD)、推奨用量(RD) 副次評価項目:安全性・奏効率(RR)
第Ⅱ相 主要評価項目:Phaselで決定されたRDでの奏効率(RR) 副次評価項目:生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、治療成功期間(TTF)、安全性
判定 承認

平成22年度第4回倫理審査委員会審議

開催日時 平成22年11月19日
申請者 内科医長
松本 守生
10-11-01 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対する治療早期のFDG-PETを用いた、rituximab併用の大量化学療法+自家末梢血幹細胞移植、あるいはR-CHOP療法への層別化学療法の検討
研究の概要 初発の高リスク(aa-IPI Hih、High-intermediate risk)CD20陽性びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫に対して、導入化学療法2コース後にFDG-PETを撮影し、結果を中央画像診断による聴覚的評価で判定し、FDG-PET陽性例にR-CHOP療法計6コース後に大量化学療法+自家末梢血幹細胞移植を、陰性例にR-CHOP療法8コースを行う。このFDG-PET結果に基づく層別化学療法の有効性と安全性を検討する。
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-11-02 症候性多発性骨髄腫(MM)に対する自家末梢血幹細胞移植後のレナリドミド強化維持療法の有効性と安全性を確認する第Ⅱ相臨床試験
研究の概要 大量デキサメサゾン初回寛解導入療法非奏効の症候性多発性骨髄腫症例を対象として、ボルテゾミブ+デキサメサゾンによる再寛解導入療法に次いで自家末梢血幹細胞移植実施後100日以降のレナリドミドによる強化維持療法の有効性と安全性を検討する。
判定 承認

平成22年度第3回倫理審査委員会審議

開催日時 平成22年9月17日
申請者 内科医長
磯田 淳
10-09-01 形質細胞性腫瘍における各種画像評価法の検討
研究の概要 多発性骨髄腫をはじめとする形質細胞性腫瘍において、画像検査のはたす役割はきわめて大きい。最近の画像診断技術の進歩に伴い、単純レントゲン検査以外にもコンピューター断層診断撮影(CT)、磁気共鳴画像、(MRI)、陽子放出断層撮影(PET)などの検査が臨床応用されるようになり、骨病変や骨髄内外の腫瘍性病変の検出感度は向上している。しかしながら、適切な評価時期や撮影方法についてはいまだ明らかではなく、治療後の画像変化が再発や生命予後と関係があるかについての検討も不十分である。本研究はこれら複数の画像評価方法と病理組織像、臨床情報を組み合わせることで、当該患者における適切な診断と治療効果判定を行い、さらには標準的撮影法の確立を目指すものである。
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-09-02 イマニチブ抗体性または不耐容の慢性期慢性骨髄性白血病に対するダサチニブの第Ⅱ相臨床試験実施計画書
研究の概要 イマニチブ抵抗性あるいは不耐容のフィラデルフィラ染色体(Ph)陽性慢性骨髄性白血病(CML)患者を対象に、ダサチニブに切り替えて12ヶ月後の細胞遺伝学的完全寛解(CCyR)率を検討する第Ⅱ相臨床試験
判定 承認
申請者 呼吸器科医長
松本 守生
10-09-03 レナリドミド治療が多発性骨髄腫患者の免疫細胞サブセットと血小板機能に与える影響の観察研究
研究の概要 レナリドミドによる治療を受ける多発性骨髄腫、およびその対照としてその他の抗腫瘍薬剤による治療を受ける多発性骨髄腫患者において、末梢血中のT細胞サブセット(CD4/CD8、γδT、Th/Th2、Treg/Th17)、NK細胞サブセット(CD3-CD56+NKp44+)、NKT(CD3+CD56+Vα24・Vβ11+)細胞サブセットをフローサイトメトリーを用いて調べる。そして治療効果との関連を解析し、これらがレナリドミドの効果予測に有用であるかを検討する観察研究である。また、レナリドミド投与中血中のマイクロパーティクルをモニターすることにより、レナリドミド血小板に与える影響を検討し血栓形成機序解明の一助とする。
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-09-04 フィアデルフィア染色体陽性(Rh+)慢性骨髄性白血病のイマニチブ抵抗性または不耐容症例を対象としたニロチニブの有用性を検討する前向き他施設共同臨床研究
研究の概要 イマニチブ抵抗性または不耐容のPh+慢性骨髄性白血病(CML)患者においてニロチニブ400mg 1日2回投与の有効性を投与開始後12ヶ月時点でのMMR達成率で評価する。
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-09-05 メシル酸イマニチブ耐性に関わる遺伝子変異検出法の検討)
研究の概要 慢性骨髄性白血病(CML)およびフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)治療は、原因遺伝子産物であるBCR-ABLに特異的に作用するABLキナーゼ阻害剤メシル酸イマニチブ(IM;グリベック)によって、予後が大きく改善された。しかし、IM耐性化の原因の一つとして、ablキナーゼ(KD)の点突然変異があり、IM服用患者から早期に変異を検出することが重要である。今回、Tm値(解離温度)測定を応用したablKD変異迅速検出法を利用しIM耐性CMLおよびPh+ALL患者に対する最適な治療法の選択方法を確立する。
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-09-05 メシル酸イマニチブ耐性に関わる遺伝子変異検出法の検討
研究の概要 慢性骨髄性白血病(CML)およびフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)治療は、原因遺伝子産物であるBCR-ABLに特異的に作用するABLキナーゼ阻害剤メシル酸イマニチブ(IM;グリベック)によって、予後が大きく改善された。しかし、IM耐性化の原因の一つとして、ablキナーゼ(KD)の点突然変異があり、IM服用患者から早期に変異を検出することが重要である。今回、Tm値(解離温度)測定を応用したablKD変異迅速検出法を利用しIM耐性CMLおよびPh+ALL患者に対する最適な治療法の選択方法を確立する。
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-09-06 慢性骨髄性白血病の分子標的治療における、薬剤感受性および治療効果判定技術の開発に関する研究
研究の概要 慢性骨髄性白血病(CML)の治療においては、イマニチブをばしめとしたニロチニブやダサチニブなどの分子標的薬剤の実用化により、BCR-ABLキナーゼを選択的に抑制することで、めざましい臨床効果が上がっている。併せて、薬剤耐性の問題も生じてきており、今後のCMLの治療に関しては分子標的治療の治療効果の至適モニタリングが非常に重要と考えられる。これまでは、PCP法を用いたbcr-abl融合遺伝子の検出が最も感度のよいモニタリング法として汎用されているが、キナーゼ活性が検出するものではないため、薬剤耐性に関しては、主にBcr-ablの変異を検出する方法がとられている。この場合、耐性クローンが微小であった場合には検出不能である。そこで細胞内分子CrklがBCR-ABLにて選択的にリン酸化されることを応用し、FRETの原理を用いて、Crklを改変してFRETプローブを作成し、生細胞においてBCR-ABL活性を検出できるシステムを開発した。この系と臨床的効果との合致性を検討する目的、およびこの系とPCR法を用いたbct-abl融合遺伝子の検出系を併用することで、分子標的薬剤に対する抵抗性獲得の機序を、簡単に、効率的に解析できる検出系を確立する目的で本研究を企画した。
判定 承認
申請者 内科系診療部長
渡辺 覚
10-09-07 難治性肺結核に対するLVFXを含む多剤併用療法の臨床研究
研究の概要 結核は、イソニコチン酸ヒドラジド(INH)、リファンピシン(PFP)にピラジナミド(PZA)を加えた標準治療により確実に制御可能な疾患であるが、薬剤耐性や重篤な副作用のためINHとRFPのいずれか一方又は両剤が使用できない場合にはその治療成功率は低く、治療失敗はさらなる薬剤耐性の増加につながる。『結核診療ガイドライン2009年』では保険適用はないがLVFXを推奨しており、多くの専門家が既にフルオロキノロン剤を使用している。さらに、2009年12月、日本結核病学会治療委員会は-「結核治療の基準」の見直し-を発表し、日本においてもLVFXが結核治療に必要な場合に適正に使用可能となるよう切望してきたが、いまだ結核に対するLVFX治療は保険対象とされていない。  上記要望の早期実現を図るため、難治性肺結核に対するLVFX500mg、1日1回投与を含む多剤併用の有効性及び安全性の確認を目的として、本研究を計画した。
判定 承認

平成22年度第2回倫理審査委員会審議

開催日時 平成22年7月23日
申請者 第1病棟看護師
馬場 亜貴子
10-07-01 乳がん化学療法を行う患者を対象にしたアンケート調査
研究の概要 乳がん化学療法のパンフレットを使用するにあたり、そのパンフレットが患者さんの入院生活や、退院後の生活にどのように役立っているか、また役立っていない場合はなぜかをアンケート用紙を用い、調査を行う。
判定 承認
申請者 臨床研究部長
澤村 守夫
10-07-02 高齢者再発・難治性多発性骨髄腫に対するweekly bortezomib+dexamethasone療法臨床第Ⅱ層相試験JMSG-902;PhaseⅡStudy (研究代表者:日本骨髄腫研究会共同研究委員会 尾崎修治、畑裕之)
研究の概要 1レジメン以上の治療歴のある高齢者再発・難治性多発性骨髄腫に対し、ボルテゾミブ1.3mg/m2とデキサメタゾン20mg/Bodyをday1,8,15,に投与する治療を行い、その有効性と安全性について明らかにする。主要評価項目は最大奏効率の算定。副次的評価項目は安全性評価、完遂率、無増悪生存期間、生存期間。
判定 承認
申請者 臨床研究部長
澤村 守夫
10-07-03 重症心身障害者の骨粗鬆症におけるエチドロネードの骨折予防効果に関するランダム化比較試験
研究の概要 骨粗鬆症を合併する重症心身障害(児)者にエチドロネード製剤(ダイドロネル)を承認された投薬法に従い投与した際の有効性・安全性について、ランダム化による2群間比較法により検討する。なお、使用する薬剤は保険承認薬をオープンラベルで投与するが、対象者が投与薬剤の種類を理解できないため、実質的に単盲検試験となる。脆弱性骨折の発生頻度を有効性の主要評価項目とし、骨密度の変化と骨代謝マーカーの変化を副評価項目として検討する。
判定 承認
申請者 内科医長
富澤 由雄
10-07-04 EGFR遺伝子変異を有する切除不能局所進行非小細胞肺癌初回治療におけるgefitinin(ゲフィチニブ)と胸部放射線同時期併用療法の安全性と有効性を検討する第Ⅱ相臨床試験
研究の概要 EGFR遺伝子変異を有する切除不能局所進行非小細胞肺癌初回治療におけるゲフィチニブと胸部放射線同時期併用療法の安全性(Grade2以上の肺障害を認めず、放射線ゲフィチニブ併用療法を完遂できた割合)と有効性を検討する。  主要評価項目:安全性  副次評価項目:有害事象発生割合、2年生存率、無増悪生存率、奏効率、病勢コントロール率
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-07-05 悪性リンパ腫に対する治療効果に影響を与える因子を解析するための基礎的研究
研究の概要 多施設共同研究によって、悪性リンパ腫における表面抗原および遺伝子変異・発現の状態を分子生物学的に検討し、、これらのパターンと化学療法および抗体治療を含む分子標的薬剤に対する感受性や耐性化との関連を解析する。
判定 承認
申請者 臨床研究部長
澤村 守夫
10-07-06 JALSG CML210R「イマチニブ治療抵抗性慢性期慢性骨髄性白血病に対するニロチニブとダサチニブのランダム化第Ⅱ相試験実施計画書」Japan Adult Leukemia Study Group(JALSG)
研究の概要 イマニチブ抵抗性の慢性期慢性骨髄性白血病(CML)患者を対象に、ニロチニブないしダサチニブを投与しすることによる有効性を比較し、より優れた有効性を示す薬剤を選択することを目的とする。以上をランダム化第Ⅱ相試験により評価する。プライマリーエンドポイントは、治療開始後2年における治療成功率とし、セカンダリーエンドポイントは、1)治療開始後2年における全生存率及び無増悪生存率、2)試験治療開始後2年におけるmajor molecular reaponse(MMR)達成率、3)Grade3以上の有害事象の発生率、とする。
判定 承認
申請者 外科系診療部長
横田 徹
10-07-07 腋下リンパ節転移0~3個の原発性乳癌に対するドキタセルとシクロフォスファミド併用による術後補助化学療法の臨床研究
研究の概要 腋窩リンパ節転移0~3個の原発性乳癌に対する術後補助化学療法としてTC(Docetaxel Cyclophosphamide)併用化学療法4コースを行い、以下の項目について検討する。
主要評価項目: 安全性、投与状況、完遂率
副次評価項目: 無病生存期間、全生存期間
判定 承認

平成22年度第1回倫理審査委員会審議

開催日時 平成22年5月7日 
申請者 統括診療部長
守田 敏洋
10-05-01 「遺族によるホスピス・緩和ケアの質の評価に関する研究(J-HOPE2)」
研究の概要 高齢者担癌患者の無症候性下肢静脈瘤血栓症(DVT)の頻度は比較的高い。化学療法はさらにDVT発生頻度を増加させる。DVTは肺動脈血栓塞栓症(PAE)の原因となる。
手術では、DVT・PAEの危険因子である。そのため、周術期に静脈血流量を増やすために弾性ストッキングの着用と間欠的空気圧追う法(IPC)を行っている。しかし、IPCはDVTがすでにある場合はPAEを誘発す可能性がある。IPCの使用はDVTを有させない患者に限定するために、周術期PAE、DVTの高リスク患者を対象として、術前にDVTの有無を血管エコー検査と血液凝固・線容系検査で検討したい。これは周術期DVT予防法の室を高めるとともに、術後PAE、DVTの診断能力と治療成績の向上に役立つと考える。
判定 承認
申請者 内科医長
松本 守生
10-05-02 群馬県における悪性リンパ腫の実態調査
研究の概要 ①群馬県内における悪性リンパ腫について、他施設共同研究によってその病型の特徴、病型ごとの治療内容、治療成績、予後を明らかにする。
②濾胞性リンパ腫、濾胞辺緑帯B細胞リンパ腫の症例の病理所見、細胞表面マーカー・染色体所見・臨床所見を検討してその治療成績、予後との関連を明らかにする。
③治療効果判定としてのFDG-PETの有用性を明らかにする。
判定 承認
申請者 臨床研究部長
澤村 守夫
10-05-03 告釣り病以下機構におけるClostridium difficile関連下痢症の発生状況と発生予防に寛住める研究(CD-NHO)(研究責任者 東京医療センター 田中 伸)
研究の概要 国立病院機構多施設に入院した成人患者において、Clostridium difficile関連下痢症(CDAD)の発生状況を調査する。  多施設が院内で行っている院内感染対策内容及び医療内容の差と、CDAD発生割合の差との関連について比較検討する。  CDAD発症患者において、患者の持つ背景因子と重症化、死亡などの重篤な転帰との関連について検討する。
判定 承認