療育指導室は、心身に重い障害を持つ重症心身障害児(者)の方々やそのご家族に福祉の立場から支援する部門です。児童指導員3名と保育士5名が療育活動や福祉に関する相談にお応えします。
療育活動では、楽しく遊びながら身体を動かす「ムーブメント療法」、 リラックスできる環境で、香りや音楽、光の空間を楽しむ「スヌーズレン」、さらに「音楽療法」を取り入れながら、発達や機能の維持を図ると同時に潤いのある充実した生活が送れるよう支援しています。また、季節行事や戸外活動などの行事を企画し、年間を通して利用者さんと一緒に楽しみや喜びを共有しています。
私たち療育指導室は、福祉職としての知識と技術を磨きながら、福祉の総合的コーディネートの役割を果たすことが目標です。
ご家族や利用者さんとの合言葉は、「ココロは密に❤」です!!
病棟療育の様子 | お楽しみ会の様子 |
夏まつりの様子 | 散歩の様子(緩和ケア病棟前庭) |
スヌーズレン | 摂食嚥下機能療法研修会 |
小学1年生から高校3年生の児童生徒は、渋川特別支援学校に在籍しています。
小学部、中学部、高等部のそれぞれの担任が院内を訪問し、訪問教室や病室内で週3回、授業を実施しています。
「学校生活を元気に送ろう」「自分の力で頑張ろう」「みんなと一緒に活動しよう」を目標とし、一人一人の体調や興味、関心に合わせた授業を展開しています。
また、院内では、入学式や卒業式、学期ごとに始業式や終業式等の学校行事も行われています。厳粛な雰囲気の中ですが、友達やたくさんの先生に会えるうれしさも味わうことができ、大好きな時間の一つとなっています。