
国立病院機構渋川医療センターは本年で開院から10年の大きな節目を迎えることになります。この間度重なる自然災害、新型コロナウイルス感染の蔓延など大きな危機がありましたが、なんとか乗り越えてこられたのは一重に地域の皆様の御支援があったからこそです。職員を代表して心から御礼申し上げます。
開院10周年記念として、マスコットキャラクターを作成し、名前を広く募ったところ、渋川市の職員様より「しぶりい」の愛称をいただきました。渋川市の花であるあじさいの妖精(フェアリー)で当院の目指す「優しく患者を支える先進医療」の象徴です。
「しぶりい」は「Chivalry」にも通じると考えています。Chivalryとは騎士道精神の意であり、日本においては武士道と言い換えることもできるでしょう。
昨今、物価高騰や人件費上昇による病院の経営悪化とそれに伴う地域医療の崩壊が危惧されており、当院も例外でありません。大変厳しい情勢の渦中であっても、渋川市の総合病院として北毛地域に住まう皆様に高度で良質な医療を届けるため、「しぶりい」のように優しさと気品を兼ね備えた医療人の集団を目指して進化を遂げるべく、職員一同前進して参りますので何卒変わらぬ御支援をお願い申し上げます。
2026年1月
国立病院機構渋川医療センター
院長 髙橋 章夫
院長(脳神経外科)の髙橋章夫がBest Doctors in Japan 2024-2025に選出されました。
北毛地域の基幹病院として地域の医療機関と連携し、その役割を果たします。
患者さんと共に考える医療
患者さんの立場にたち、心あたたかく、信頼に応える看護を提供します。
当院では、医学生、看護学生などの医療従事者を目指す学生の教育や研修を積極的に受け入れており、専門職としての知識や医療技術を習得できるよう人材の育成に努めています。
臨床の現場に立ち会うこともありますが、十分な指導・監督のもと、患者さんの意思を尊重するとともに、安全とプライバシーの保護を遵守するよう努めておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
| 昭和19年12月 | 日本医療団大日向荘として開設 |
| 昭和22年04月 | 厚生省に移管され国立療養所大日向荘となる |
| 昭和44年04月 | 脳卒中後遺症リハビリテーションを開始 |
| 昭和48年04月 | 重症心身障害児の療育医療開始 |
| 昭和52年05月 | 肺がんの診断及び治療を開始 |
| 昭和55年04月 | 国立療養所西群馬病院に名称変更 |
| 昭和59年01月 | 乳がん・甲状腺がんの診断及び治療を開始 |
| 昭和60年01月 | 血液疾患、肝疾患の診断び治療を開始。 厚生省の難治性肝疾患基幹施設に指定される |
| 昭和61年04月 | 国立療養所長寿園と統合(分棟として運営) |
| 平成02年06月 | 分棟を廃止し完全統合 |
| 平成05年05月 | がん終末期緩和ケア病棟(PCU)開棟 |
| 平成13年08月 | 多剤耐性結核対応陰圧病棟増築 |
| 平成15年08月 | 地域がん診療連携拠点病院の指定を受ける |
| 平成16年04月 | 独立行政法人国立病院機構 西群馬病院となる |
| 平成22年03月 | 地域医療支援病院の指定を受ける |
| 平成28年04月 | 国立病院機構西群馬病院と渋川市立渋川総合病院が再編統合し、 「独立行政法人国立病院機構渋川医療センター」として開院 |
| 令和03年07月 | てんかん支援拠点病院の指定を受ける |
国立病院機構渋川医療センターは、群馬県地域医療再生計画に基づき国立病院機構西群馬病院と渋川市立渋川総合病院が統合し、北毛地域の基幹病院として2016年4月に開院した地域の総合病院です。
当医療センターの役割は、地域の医療機関との診療機能連携を図り、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院、てんかん支援拠点病院、新型コロナウイルス患者受け入れ重点医療機関、第二種感染症指定医療機関として、地域に必要な救急医療、がん診療、感染症治療などを安定的かつ継続的に提供でき、災害時の診療体制確保にも努め、地域医療に貢献し、その役割を果たしていくことです。
さらに、国の政策医療として西群馬病院から引き継いでいる結核診療や重症心身障害児(者)の療育や診療も担っております。
また、当院に特化した専門医療分野ごとに、多職種の医療チームで構成した診療センター(ニューロモデュレーション、ハンドケア、救急、高精度放射線治療、呼吸器、乳腺・内分泌、リンパ腫・骨髄腫、疼痛、緩和ケア、てんかん、内視鏡外科、糖尿病など)を随時立ち上げており、各センター長を中心に専門医、専門・認定看護師、専門薬剤師、理学・作業療法士、栄養管理士等が協力して医療提供体制を構築し、さらに高度な医療の提供を目指しています。
教育・研究事業にも積極的に取り組んでおり、群馬県の基幹型臨床研修病院としても、研修プログラム責任者、指導医らが、患者さんから信頼される医師の育成を目指して指導を行っている他、地域医療支援病院として地域の医療従事者向けの研修会も行っています。国立病院機構の共同研究に参加、院内に臨床研究部を設けており、治験や臨床研究にも力を入れております。
本院は、公益財団法人日本医療機能評価機構より病院機能評価(3rdG;Ver.2.0)一般病院2の認定を受けている病院です。
当院の受審結果に関する詳細は、日本医療機能評価機構のホームページでご確認いただけます。
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